＞ ＞高等裁判所え書類が送られ、そこで審理されます。
＞ ＞万一、相手の異議が認められればその不動産引渡命令で＞は強制執行ができないことなります。
＞ よく聞く話で「引越す先がないし、引越すお金もない」という理由です。相手がそのような「よくある理由」でも審理にはなるのでしょうか？
引渡命令に対する執行抗告の理由は制限があります。「引っ越しするところがない」との理由は適法な抗告理由となりません。その場合は原審（地裁）で却下します。しかし更に異議ができる場合があります。
＞ そのような理由だけの場合でも、相当な日数がかかるのでしょうか？それとも直ぐに判決（？）は下りるのでしょうか？
高裁に移送するか否かは地裁の判断ですが、抗告は地裁で受理しますので不適当なら７日以内又は１ヶ月以内が実務です。高裁に移送されたなら２ヶ月から６ヶ月かかっています。なお、民事執行法でする裁判は判決とは呼ばず「決定」と云う形式でなされます。
＞ ＞競売で不動産を買うためには専門の知識が必要です。
＞ 耳の痛いお言葉です。痛感です。
大変失礼しました。しかし、執行抗告や異議に対する異議などを詳細に理解すれば「上級」です。