>競売にかけると保証協会から言われています。時間軸をもとに教えていただけませんか。
東京の例でお話しします。抵当権者などから適法に競売の申立があれば1から2日ほどで競売開始決定と云う決定がなされます。すぐに、裁判所はそれに基づき法務局に「差押」登記の嘱託をします。そして双方に決定正本を送達します。その後、執行官が現況を調査したり評価人が価格の評価します。それらが終わりますと物件明細書と云う書類が作られ、いよいよ競売の期日が指定されます。先の決定日から7から10ヶ月後となります。売却で買受人が代金を納付すれば所有権移転登記を嘱託し前所有者は所有権を失います。その日は8ヶ月から1年後となります。新所有者から立ち退きを求められるのはそのころです。
裁判所から随時通知がきますが「不動産引渡命令」がくれば最後です。逆に言えばその書類がくるまで居住していてよいことになります。それから1ヶ月ほどの猶予は普通ありますから。