> 初めまして。現在妻と義母と住んでいる家は、既に義母と離婚している義父名義のもので、義母が慰謝料や養育費等の代わりに住んできました。因みに離婚の際義母の名義にし忘れています。ここ2年弱程義父が債務を果たせず、実際は義母がローンの支払いをしてきたのですが、ここに来て支払いが滞りこの家が競売にかかることになりそうです。義母が「義父は債務を果たすことは今後も期待できないので、自分名義に変更したい」と申し出たところ、銀行いわく「競売に掛けたほうが良い。滞った支払いも払わなくて良いし、買い戻すときには現居住者に優先順位を高くしてくれるので、買戻しも容易。また、買戻しの額もローン残高より安値になるだろう」とのこと。競売にかかるということは、裁判所の手に渡り、期日までに最高値の人の手に渡ることだと思っていましたので、幾ら現居住者とは言えそのような特権はないと思いますし、銀行の力が及ぶ範囲外のことだと思うのですが、実際は銀行の言っているようなことはありえるのでしょうか。また買い戻す際に、絶対に注意しなければならないこと等教えてください。
銀行の者が云っていることは一般的なことで、現実的にそのようになるかどうかはわかりません。
もともと、競売は銀行が裁判所に「この不動産を売却してして下さい。」と云うことで裁判所は入札で一番高額で入札した者に売却を許可し、その者に所有権が移転するのです。
ですから、その買い主は誰に売ろうと幾らで売ろうと勝手なわけです。つまり買い戻しに応じなければいくら買おうとしても買えないわけです。
以上ですから、どうしても他人の物にしたくなければ債権者に全額返済し、あとは、身内で所有する者を決めた方がより安全な方法です。
競売で買い戻した方がいいとは決してありません。