＞ 突然メールを致し恐縮です。
＞ ２０年来会社として（法人）借りておりました工場兼事務所が去年９月家主の都合で競売に付され当方も入札に参加したのですが、全国的に競売専門に展開している業者に落札されてしまいました。直後、私が入院となり２ヶ月入院致しましたが、開札日２日後、玄関に立ち退きの張り紙をし従業員があわてて病院にもってきたいきさつがあり厳重に裁判所に抗議致しました。一度の話し合いもなく、当方から買い取りの話し合いに不動産屋に行ってもらいましたが話し合いがつかず、内容証明、裁判となり現在に至っております。
＞ 当方の弁護士は和解を勧めますが立ち退きは避けられないのでしょうか。家賃は法務局に供託しております。
＞ 従業員、取引先のことを考え、今まで増改築にかけた費用の事を考えると簡単に結論が出せません。他に物件を探していますが当方の希望する物件は皆無と言っても過言では有りません。
＞ 強制執行されるのではと不安な日々です。
＞ どの様に対処したらいいかお教え下さい。立ち退きとなると廃業も検討せねばならずコレが日本の法律かと納得行きません。
＞ ５／７日の裁判でも和解は成立しませんでした（３回目）。
＞ 又前の家主の所有物がかなり放置されていますが、それまで当方に持ち出せと迫っていますが当方が処理せねばならないのでしょうか？ 当方は３５年繊維加工業をしております。
＞ 厚かましいお願いですがよろしくお願いいたします。
まず最初に、現在している裁判は誰が原告で誰が被告で、その請求の趣旨と理由がよくわかりません。
これがわからないと正確な回答はできません。
そして、スドウ アツシさんは賃借人といいますが、その買受人との関係が法律上の権利の優劣もわかりません。
その競売が抵当権実行による競売なら、抵当権設定時期とスドウアツシさんが賃借した時期と、どちらが早いですか、抵当権の方が早いならば立退はやむを得ません。
でも、はっきりと云えることは、ある日突然と強制執行はあり得ません。
裁判所から必ず書類が来ますし、それを放置していても執行官がスドウアツシさんと面会にきます。