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▼五郎さん:
>はじめまして。母が築30年以上のアパート(土地+建物)を売却する前提で、借家人たちにも退去をお願いしたところ、退去の意思は全くないが売ってくれるなら買う、という借家人が1人だけいました。
>母としては、高く買ってくれそうな不動産会社に売りたいと考えていただけに、今後どうしたら良いか迷っています。
>1.借家人が退去する意思のないアパート(土地+建物)でも、通常通りの交渉で、通常通りの価額で、不動産会社に買ってもらえるのか?もし安くなるなら、何割安くなるのか?
>2.借家人に売る場合、調べたところ借地割合や借家割合もある様ですが、それも主張された場合、価額をどういう計算方式で出せば良いのか?
>3.もし借家人との売買金額が合意出来ずに裁判になった場合、母の勝つ見込みは何割なのか?
>以上を教えて頂けますか?宜しくお願いします。
「アパート」と云うことなので数世帯の居住する建物と思われます。
その人たちに「売るので引っ越してほしい。」と云っても法律上無理があります。
その居住者のうち、買いたい者がいるなら、その者に売却した方がいいです。
価格は不動産屋に聞き、決めて下さい。
一応の目安は、年間賃料の10倍ほどです。例えば、月の賃料合計が20万円ならば2400万円です。
なお、不動産に売却した方が安くなると思われます。
不動産屋は利益を考えるからです。
居住者が買わないならば不動産屋に仲介してもらって第三者に売却すべきです。
その価格も、年間賃料が売却価格の10%程度ならば売却できると思います。
地方都市ではそれより若干低額となっているようです。
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