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▼辻さん:
>お返事どうもありがとうございました。
>その後、買受人の方に直接会って、代金納付の件などお聞きしたのですが、気分を害してしまったようで、罵声を上げられて、取り合っていただけませんでした。
>そうしているうちに、裁判所のほうから、引渡命令が届きました。
>買受人の方は、怒っていらっしゃるため、「ある程度の引越料を下さい。」という交渉は少し難しいのではないかと考えております。
>このために、相手方は、すぐに強制執行をしてくるのではないかと思われます。
>この、強制執行というのは、どのくらいの期間に、行われるのでしょうか。動産の保管場所、私たちの住む場所は、考慮されないのでしょうか。
>又、裁判所に出向き、私たちの現状(祖母の病気や、経済的な事情)を話して、強制執行されるまでの期間を延ばしていただくことはできないのでしょうか。
>何をしたら良いのか分からず、困っております。
>本当にお手数をおかけいたしまして、申し訳ございません。何か良いアドバイスなどありましたら宜しくお願い致します。
実際に強制的に明渡することを「断行」と云っていますが断行日には、どんなに泣いても叫んでも外に出されてしまいます。家財道具は、あらかじめ用意しておいた倉庫などに運びます。それが終われば(東京では最低でも20人ほどの作業員で1から2時間もあれば片づきます。)執行官が口頭で債権者に引渡し、その後、入れば家宅侵入罪となります。
そのようなわけで、一旦、債権者で断行すると決めれば、どうすることもできません。
しかし、そのように大勢の人夫や倉庫、それに運搬車両の用意などは債権者側でしなければならず、大変お金のかかもことです。
これを日常的に知っている債権者は防ごうとするのです。そこで、その立退料が出てくるので、罵声をあびても真意はわかりません。
だれでも少ない投資で利益を求めているわけですから。
経験の浅い者ほど罵声で圧力するものです。
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