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▼解体したい息子さん:
>相続時に自宅を親族(母、子3人)で共有としました。
>母と子1人がその自宅で暮らしていますが建物が老朽化がひどく
>危険家屋になったことからそろそろ建替えを考えています。
>解体について兄弟2人に相談したところ同意してもらえません。
>2人は法外なお金を請求してきています。
>既存家屋の評価額は100万以下で相続以来の固定資産税や家屋の補修費は
>母が負担してきました。
>いろいろと共有物の分割請求等について書店で調べてみましたが良く分りません。
>全面的価格賠償といった判例などをみると金銭的解決の方法があるのではないかと
>素人ながら思っています。
>どなたか良きアドバイスを頂けたら幸です。
>宜しくお願い致します。
建物の解体のご相談のようですが、持分権の場合で、解体したい場合は、全員が承諾しなければなりません。
もし、決裂したなら全部を競売して、それぞれが持分の割合で裁判所からお金をもらいます。
その手続きは素人には無理なので弁護士と依頼して下さい。
なお、土地も建物と同様の持分権でしようか、そうであれば土地建物全部を競売することになります。
もし、土地は1人の(例えば、母)所有ならば、建物の他の持分権者(兄弟2人)を相手として建物収去の裁判をします。それで勝訴すれば強制的に取り壊しができます。
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