|
現在の借地(80坪程度)に50年以上住み続けています。まだ、今後20年以上は住み続ける予定です。借地の更新の時期と地主の死亡の時期とが重なり、地主の相続者と借地権の更新のことで地主側の依頼した不動産業者の仲介で更新料の話し合いを続けてきましたが、このたび借地を買い取る方向で話し合いが進んでいます。
現在の借地契約の名義は、父と長男である私と弟の3人になっており、その借地に私名義の家が建っております。父と母(実母でなく継母で、私との間に養子縁組はしておりません)と私の3人が住んでおり、弟夫婦は別な場所に住んでいます。
ちなみに私には配偶者も子供もおらず、弟には配偶者はいるものの子供はいません。継母には実子はなく、郷里に弟や妹が3人います。
そこで相談の内容ですが、
1.将来の相続の問題まで見通して、買い取ったばあいの土地の名義は、どうしたらベストなのでしょうか。弟はこの土地については、将来住むつもりがないので、兄である私が好きにしていいと言っています。父は購入資金を出し合って「父と私」の共有名義にしたいようです。父は現在79歳、継母も同い年です。私としては、父が亡くなった後、継母が父の持ち分の1/2を相続するまではいいのですが、母が亡くなった場合、母の相続分が母の弟や妹にいって、面倒なことになることは避けたいのです。そこで私一人で購入資金全額を負担して名義も私一人にした方がよいのではないかと思っていますが、その場合は現在の借地の名義が父と私と弟の3人になっていますので、父と弟からは借地権の贈与を受けたという形になり、贈与税の対象になると思います。父からの贈与は、相続時精算課税の制度を利用すれば無税かと思いますが、弟の分はそうはいかないと思います。
そこで父との共有名義か私一人の名義にするかで悩んでいます。どちらがよいか助言をいただければ幸いです。
2.この売買に関して地主側が借地権の更新のために依頼した不動産業者が、仲介しており、仲介手数料を要求してきていますが、いくらくらいが相場なのか、また地主側が依頼した業者なのに、こちら側が支払わねばならないのか(地主側にも要求しているのかはわかりません)についても教えて頂ければと思います。ちなみに地主側とは、この業者を通じて坪110万円(公示価格90万円)、借地権6割で話が付いています。
以上長々と書きましたが、よろしくお願いします。
|
|