再調達原価って、同等の有用性を持つ不動産を新たに再調達する場合の価格なんですよね。
ですので、実際の建築コストを参考にしても
そのまま採用できないケースも多いのです。
たとえば、バブル期の建築費なんて結構割高なんで、現在の建築費水準からすれば、そのまま採用するのは困難です。時点修正も難しいですからね
また、昔すぎると比較自体が無意味だったりします。
実際の建築コストが不明なケースがほとんどですので、
一般的な建築費を採用することが多いです。
それが、安かったのでしょうかねえ
あと、「銘木」を柱にしているとか、有名なデザイナー
による建築とかいった、個人的な趣味はほとんど評価されません。(算定できないってのもあります。)
それは、中古市場での個人的趣味はそれほど高く評価されないってのが理由です。
以上から、難しいのではないかと思った次第です。