＞ 不法占拠に間違いはないと思うのですが、居住権の問題でなかなか話が進まないのです。
＞ 私から見れば、自分たちが住んでいるなら居住権もあるでしょうが、建物を貸して実際にそこに住んでいない方にまで居住権はないと思うのです。
＞ 裁判とか起こした場合、実際に住んでいる方に対して、別の住居を紹介したりしなければならないのでしょうか？
＞ （実は近所にお住まいの司法書士の方の土地にも同じように他人様が住みついて係争中とか聞きました・・・）
＞ 一体 居住権というのはどんな場合に発生するのでしょうか、固定資産税だけ５０年間以上も支払っている事実からして実父の土地に間違いはないはずなのに、こんなケースでも居住権を振りかざされたらガマンするしかないのでしょうか？
建物に安住に住んでいられるのは、建物が自分の物か又は正当に借りていることと、その建物所有者は土地が自分の物か又は正当に借りていなければなりません。
今回の場合誰が住んでいようと、貴方は土地を貸していないなら建物所有者とそこに住んでいる者２人を相手に明渡の裁判を提起します。勝訴すれば強制執行で居住者は強制立退きですし、建物は強制的に取り壊すことができます。その場合、他の場所を探してやる必要などまったくありません。
居住権は法律用語でなく一般に使われている用語で所有権や賃借権を云います。従って、それらの権利がなければ居住権はありません。
相手は「自分の土地だ」と云っているようですが裁判をしても、そのように云われ、その理由として「時効」を主張してくる気がします。他人の物だと知っていても２０年過ぎれば自分のものになってしまうからです。